UAVを用いた森林整備測量
ドローンレーザーを活用し上層木の調査
従来であれば林況が平均的な20m×20mの範囲において林況調査(プロット調査)を行い区域面積に割り返し本数等を算出しているが、実際の本数とはかなり誤差があると考えられていました。
そこでドローンレーザーを活用した点群データと解析ソフト「AssastZ」を使用することにより下図のように樹木先端を抽出し、上層木のほぼ実本数を算出することができるようになりました。
これにより間伐本数をより現状に合った本数で算出することにより目標である「老齢段階」の森林に早期移行するよう自然遷移の手助けができ、健全な保安林を育成することができると考えています。
ドローンを用いることによるコスト削減
ドローン等を使用することにより従来では数人で行う調査を2人で約3時間程度の現場作業で終わらせるようになりました。
また点群データを取得することにより地表面の3Dデータが作成できるため、伐採した用材の運搬道の設計もできるようになり、設計のための地形測量・縦横断測量等同時に行うことができます。
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